ELSWORDを中心としたしょーもないブログ

家の子トークを中心としたしょーもない独り言を書き連ねていきます。

2019年09月の記事

【ELSWORD】 ネタ帳集回N【二次創作】

新日常回 Ep.11 一時の「家族」 side:かがみストーリー

 

 

 

 

 

――― 東国・某学校…。

 

…繋がる。

 

「かがみ…!かがみ…!」

 

…交合う。

 

「あぁ…!かがみぃ…!」

 

 

……、絞まる。

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

――― 村長の家。

 

バサッ!

 

村長…まがっちの家の台所で、水を飲んでいると、
突如として頭上からバスタオルを無造作にかけられる。

 

「?」

 

振り向いた先には、アルカがいた。

 

「こうは言いたくないが、匂うぞ
 もうすぐご飯にするから風呂入っといで」
「はぁい♪」

 

ニコッと笑顔で返事をする。
タタターッと風呂場に走り去っていく。

 

「かがみさん、また…ですか」
「あぁ…」
「これからルミさんを迎えると言うのに…、不安ですね」
「ルミちゃんならハーメルの学園でも上位の成績の子だから決して弱くないし、
 それに「嫌」なことは「嫌」と言える子だし、そう簡単には当たらないとは思うが…そうだな
 学校の教師たちにも厳重に構えるよう明日行って話してくる」
「すみません、お願いします」

 

―……。

 

乙梨かがみ。

 

レイルさんが村長務めるこの村の学校に通う女子高生。

両親はすでに蒸発していて、家にはいつも一人ぼっち。
村長の厚意もあって、たまにこうやって村長の家にお世話になっている。

 

何事もなかれなアタシ。

周りの人たちは、こんなアタシと、悪い噂の元凶のアタシと関わりたくないのか気にかけないのに、村長だけいつも気にかけてくれて…。
…それで事情を知ったアルカさんも、それから気にかけてくれて。

 

とても暖かい。

 

―――――――――――――――――――――――――

 

―― 二日後。

 

――― 学校。

 

「(チューーー…」 (ジュースをストローで飲んでいる。

 

< なぁ、二年に留学生が入ったの知ってっか?

 

「!」

 

昼休み。
校内にある庭で、ジュースを片手に携帯らしき機械を弄っていると聞こえてきた会話。
何となく聞き耳をたててみる。

 

<あー見た見た、スッゲーカワイイ子だった
<ハーメルから来たエリートらしいぞ?
<はっ、エリート様がこんな辺鄙な学校に何の用なのかねぇ

 

「(チュゾゾゾゾッッ…」

 

会話の声からして、いつもかがみと絡んでいる不良グループのようだ。

 

<ちょっと絡んでみねぇか?ww
<…それもイイな、「先輩」として初日は楽しい思い出にしてやんねーとな
<カッコ良く言ってるけど、それっていわゆるアレでしょ
<いや、止めた方がイイぞ?何でもアルカさんとこに世話になってるらしい
 親父が言ってた
<ぅげっ、アルカさんか…
<じゃぁ手出しできないね
<おまけに今日は先公の目が何か違うしな

 

何か良からぬ話をしているのが聞こえるが、かがみ、我関せずと言わんばかりにその場を離れ、教室へと戻る。

 

―― 放課後。

 

「あ、レイルさーん」
「? かがみさん!お疲れ様です♪」

 

自宅へ戻ろうとした時、偶然にも仕事帰りの村長を発見。

 

「しばらくそっちに遊びに行けそうにないですね」
「え?どうしてですか?」
「…ほら、留学生がなんとか」
「あ、気にしないで遊びに来ても良いのですよ?
 貴女の一個下ですし、仲良くしてくれると嬉しいんですけど…」
「いや、遠慮しておきます
 こんなアタシと仲良くしても良いことないし…、何より「アイツら」と会わせたくない」
「かがみさん…」
「そういうワケだから♪」

 

言うだけ言って、そのまま駆け足で去るかがみ。
その後ろ姿を黙って見るまがっち。

 

 

 

<おぅ、かがみ

 

「!」

「今日も頼めるか?ww」
「アタシらには逆らえないもんねー?」
「お前ん家だ、やろーぜww」

「……ハァ、良いわよ
 見られる前にとっとと中に入って」

 

今日も、彼らの言いなりになる…。

 

− 完 −

 

 

この記事の先頭へ▲

お名前メモする