ELSWORDを中心としたしょーもないブログ

家の子トークを中心としたしょーもない独り言を書き連ねていきます。

ELSWORDの記事

日常回:終編 Ep.7 〜 デ・アーク王国A 〜

※本作はELSWORDの二次創作です。苦手な方はご注意ください。

※新日常回から更に年月が過ぎてます。

※前回から1年経ちそうって、マジ?←

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― ペイター・連合軍本拠地。

 

 

ルミ

 「溶けない氷の葉
 極寒の大地、それもかなり深い場所でしか採れない葉っぱでしたよね?」

 

 

シスネ

「………

 ヒョウカイジュ、の葉」

 

 

「ヒョウカイジュ?」

 

ここにシスネとルミがいた。

 

どうやらここはシスネ専用の部屋で、周りには書物がビッシリと並べられており、シスネは手際良くヒョイヒョイ取り出しては机に置いていく。

その書物の隣には氷細工のような美しい透明の葉っぱが大量に置かれていた。

その葉っぱの一つを取るルミ。

 

「氷の塊の樹、と書いて「氷塊樹」
 雪で白く染まったような見た目の樹でね
 幹からは耐熱性のあるモノが作れるし、その葉は氷柱のように尖ってるから刃物として使えるし、活性化させながら細かく砕いて調合すれば中級〜上級の魔法を放つ珠が作れるし、実はアイスの実みたいに食べられるしで全用途に使える便利な植物よ
 …自生する地が地だけになかなかお目にかかれないけどね」
「…本当に火に強いんですか?」
「うん、マグマに落としても溶けないよ」
「へー、そんな希少価値のあるコレが何でこんなにいっぱい?」
「ちょっと…総団長に頼まれて故郷で採ってきてね」
「ふーん…」

 

<シスネ殿ー!

 

二人で話していると、唐突にシスネを呼ぶ声が響く。

 

 

ジョウ

「おぉここにいらした!ジル殿はまだですか!」

 

「だから午後から来るってば;
 一時間置きに聞きに来ないでください;」
「午後の何時ですかな!?」
「いやそこまでは…」
「う〜〜〜〜〜〜ん、待ち遠しい!待ち遠しいですぞジル様!!」
「はははは;マッキンは?」
「うむ、訓練に付き合ってくれているぞ!」
「じゃーとっとと戻りなよ;総団長代理;」
「シスネ殿も後一時間したら参上してくださいぞ!」
「解ってる解ってる」

 

嵐のように来て、嵐のように去ったジョウに二人はポカン。

 

「さて、さっさと作るか…」
「何を?」
「さっき言ったコレを使って魔法珠を作るの」
「…お手伝いしましょうか?」
「うん、お願いしようかな」

 

軽く作り方を教えると早速「珠」を作っていく二人。

 

「…総団長どうかなぁ…」
「私はルカさんが心配です;
 っていうか何しにその…デ・アーク王国…?に行かれたのです?;」
「連合騎士団同盟の締結」
「ほへー…どんどん大きくなっていきますね…」
「ホントホント
 (…各地の騎士団と手を組んでるにも関わらず、ミツヒデさんとこの騎士団とは手を結んでないんだよなぁ…
 何でだろ…、家庭に首を突っ込むつもりはないけど…組んだら億人力だと思うんだけど…)」

 

などと色々想像しながら、スゴいスピードで「珠」を作り上げていく二人であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― 場所代わって、デ・アーク王国・玉座の間。 

 

「これからもよろしくお願いいたします、総団長殿」

 

 

アルカ

「あぁ、こちらこそ頼りにしてるぞ」

 

玉座の間で熱い握手を交わしているアルカとクラリス。

どうやらここには、クラリス率いるネクト騎士団と同盟を組むために来たようだった。

 

 

ルカ

「……なぁ総団長様、私、必要だったか?」

 

当然の反応である。
事実、ルカはアルカのお供として強引に連れて来られた挙げ句に何もしていない。

 

「んなこと言うなっつーの;
 実はクラリスたってのお願いなんだから」
「は?クラリスが?どういうことだ?」

 

=========================

 

―― アルカがデ・アーク王国に行くことを決め、出発日の三日前。

 

「じゃあ、三日後に行くことにするってことで」
『はい、お待ちしています』
「…なぁクラリス、何か土産欲しいか?」
『いえ、そんなおこがましいことお願いできません』
「相変わらず真面目だな」
『…あーでも一つだけ…』
「お?何だ?言ってみろよww」
『そちらにルカいましたよね』
「…?ルカ?いるぞ?どうした?」
『いえ、久々にちょっと顔を見たいなー、と』

「よし解った」

 

=========================

 

「即答にもほどがあります総団長!!!!;;;;」

 

理由を聞いて、アルカのあまりのいい加減さに玉座の間全体にまで届きそうな声量で突っ込むルカ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

− つづく。 −

 

 

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日常回:終編 Ep.6 〜 デ・アーク王国@ 〜

※本作はELSWORDの二次創作です。苦手な方はご注意ください。

※新日常回から更に年月が過ぎてます。

※設定とかもうメチャクチャ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― まがっちの「町」・村長の家。

 

 

まがっち(5年後)

「ルカさんも大変ですね

 アルカさんに振り回されて…;」

 

 

ルカ

「まがさぁぁぁぁぁん!!!!!」(ダキッ

 

 

アルカ

「ルカっちがまがっちに浮気してること、

 ミオちゃんにチクっておくか…」(ブゥゥンッ…

 

そう呟きながらマジでミオウに連絡をしようと、専用の連絡機能を起動するアルカ。

 

「ヤメロォ!!」

「あははは…;」

 

そして外で何かをしていたのか、まがっちの家に入ってきた銀髪ネコ耳の少女…、

サラはこの現場を見て思わずこう呟く。

 

 

サラ

「何やってんのさ…;」

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―― 数十分後。

 

――― 広場。

 

「そうか…、もう祭りの時期か…」

「どんどん規模が大きくなっていくな」

「それだけ、まがちゃんの手腕が優れてるってことでしょ」

 

町の人たちと共にズラッと並ぶ屋台を準備していくサラを見ながら、

付近の5〜6段程度の階段に腰かけて呟くアルカとルカ。

 

「ルカさんも今度暇があったら、ルミちゃんたちと一緒においでよ」

「あ、はい ミオっちに言っておきます

 …ジルさんとこはどーなん?」

 

サラにそう誘われ、こう話しながらペコッと一つ頭を下げる。

そしてアルカの方を向き、ジルのところはどうなのだ?と聞く。

 

「私んとこは祭りがある時期は一斉休暇日にしているからな

 明後日ぐらいにはアジトのヤツらが総出でここに来るだろうな」

「(色んな意味で)大丈夫なのかそれは;」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

しばらくして祭りの準備をしている町の状況を見て回った二人。

まがっち、サラ、町の代表者たちに挨拶をした後、デ・アーク王国に向けて出発した。

 

そして夜になり、腹が鳴り始めた頃に…。

 

「とーちゃく、っと」

「腹減ったなぁ」

 

デ・アーク王国に着いたのだった。

 

…しかし、なんだか違うぞ?

 

「こんな暗かったか?もっと明るかったはずだが」

「ん、もしやシーズン中の王国しか知らないか?

 普段の王国はこんな感じだぞ?」

「そうなのか」

 

そう、「前回」と違い、舞闘会シーズン中じゃないため、普通の城下町となっている。

 

「じゃあ早速あそこに行くか」

 

そう言いながらアルカが指差した先は、…城。

 

「…は?城?宿屋じゃねぇの?」

 

当然の反応である。

 

 

 

 

 

「お待ちしておりました、アルカ様」

 

城の門で出迎えてくれたのは。

 

「おぅ、久しぶりだな」

「………」

「お変わりないようですね…w」

 

その者は垂れていた頭を上げ、スッとルカを見る。

 

「お前も来たのか」

「そういやこの国って、クラリス、お前の出身国だったな」

「あぁ、久しいな、ルカ」

 

デ・アーク王国騎士団団長、クラリスだ。

 

その腰まで伸びている金髪、スタイル抜群のボディは相変わらず健在。

しかし纏っている雰囲気は強者のそれであり、どこか更に凛々しくなっている。

 

――………。

 

クラリス先導で城の中へと入っていく。

王の間へ釣れられると、玉座を中心にズラッと並ばれている騎士団員。

玉座には王、王妃、王女がおり、その前方には大臣など他主要人物らしき者たちがいた。

 

…そして。

 

「詳しい話は明日として、今はアルカ殿とルカ殿のために我が国の料理を振る舞おう」

「うおー!スッゲェ豪勢!!」

「沢山お食べになってくださいな♪」

「いただきます」

 

食の場に案内され、王室特有の豪勢な料理が並べられる。

 

程なくして「食事会」が開催された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

− つづく。 −

 

 

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日常回:終編 Ep.5 〜 女騎士の国へ 〜

※本作はELSWORDの二次創作です。苦手な方はご注意ください。

※新日常回から更に年月が過ぎてます。

※設定とかもうメチャクチャ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― 夜桜一家アジト。

 

 

アルカ

「ルカよ、明日からデートしないか?」

 

 

(ドタンバタンガラガラガッシャァーン!!

 

アルカのこの一言でズッコケる皆。

 

 

ルカ

「なななななな何を言ってるんだ!?!?」

 

 

ルミ

「そんな趣味もあったんですね」

 

 


チェリー

「危険、ブラックリストに追加しなきゃ…」

 

 

エリィ

「っていうか唐突すぎ」

 

 

サラ

説明足らずにも程があるわよアルカ」

 

 

ミオウ

「どういうことです?;」

 

 

――――― アルカ、説明中。 ―――――

 

「そんなん一人で行ってくればいーじゃないですかー」

「ダメだ、お前も一緒だ、総団長命令」

「こんなことで総団長命令使わないでくれよ!;;」

「お前にとっても縁のある国だと思うんだが?ww」

「…否定はしない;」

 

「デ・アーク王国?」

「知らない名前だわ」

「どこにあるのー?」

「東の大地、まがちゃんのよりもっと向こうにある国なのよ」

「そうなんですか

 (そういえば随分昔にルカから話を聞いたことがあるようなないような…)

 …って何でサラさんも知ってるんです?」

「数年前に連れてってもらったことがあるからね」

 

 

ジョウ

「デ・アーク王国とは!!」

 

 

Σ!?

 

アルカの目的を聞き、さらに「総団長命令」で強制的に同行することになってしまったルカ。

その話を聞いていた三姉妹とミオウとサラ。

 

そして彼も聞いていたのか「デ・アーク王国」と聞いて、謎のポーズをとりながら説明をし出す。

 

 

――――― ジョウさん、説明中。 ―――――

 

「女騎士の国…」

「騎士団に所属している女騎士の八割はデ・アーク王国出身だ

 …総団長様!その遠征!!是非ともワタクシm(「アンタは私が不在中の間、シスネと一緒に騎士団をまとめていて欲しい…っていうかジルがいるだろ;

「     」

 

さらっと総団長代理任命され、ジョウさん気絶。

 

「気絶したわねこの汚物」

「汚物;間違ってはいないけど」

「エリィちゃんもなかなか毒を吐くようになったわね;」

「そこまでショックだったの;」

「…………;」

 

うつぶせに気絶しているジョウを何処からか持ってきたのか木の枝でツンツンするチェリーとエリィとその様子を見ているルミと保護者(笑)二人。

そんな彼の姿にアルカは困り顔になりながらも、こう話を続けた。

 

「アンタのあのしつこいプロポーズ

 ジルのヤツも割とまんざらでもなくてよ」

「不在中、ジルもできる限り毎日様子を見に行くって言ってるし」

「え、ジルさんが?」

「悪い話じゃないと思うんだが」

「  」(ガバァッ!

わひゃぁ?!

 

すると、うつぶせのまま気絶していたジョウがガバッと豪快に起きる!

いきなりの動作に尻もちをついてしまうチェリーとエリィ。

 

そしてアルカの方を向き…。

 

「総団長代理、このジョウにお任せくだされ!!」

 

メチャクチャイイ笑顔で答えるのであった。

 

「チョロイ」

「チョロイ」

「チョロチョロね」

「チェリーちゃんそれ何か違う;」

 

「ジルさんがどーのこーのって出任せだよな?」

「いや、事実」

「あのジルさんが?;」

「あのジルが」

「にわかに信じらんねぇ;」

 

そんなワケでアルカとルカは明日の早朝にデ・アーク王国に出発することになったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

− 続く。 −

 

―― おまけ。

 

話が終わり、夜桜一家のアジトを出ようとした時だった。

アルカが不意にこんなことを言い出した。

 

「そういやミオちゃんよ」

「はい、何でしょうか」

「ここ、前に来た時と比べてやたら活気づいてるけどどうした?」

「あ、それ私も気になった

 ミオちゃんを見る目が何か違うっていうか」

「あ、えっと、……ァハハハハハ;」

「ちょっと前にミオっちがマスターとしての風格、貫禄を見せつけたんだよなww」

「ルカ、言わないで;////」(龍撃破準備

それだけはヤメロ!!!!!;;;;;」

あぁ…(察し

 

 

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日常回:終編 Ep.4 〜 新から5年後B 〜

※本作はELSWORDの二次創作です。苦手な方はご注意ください。

※新日常回から更に年月が過ぎてます。

※設定とかもうメチャクチャ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― シルト小国。

 

――― 宮殿・皇帝陛下の自室。

 

 

ミコト

「連合騎士団総団長、ですか

 流石ミツヒデ様の娘ですね」

 

 

ミツヒデ

「ワシの自慢の娘じゃからの」

 

 

クレア

「親バカ…(ボソッ

 

 

「クレアー?何か言ったかの☆」(ニッコリ☆

「いーえ、何も言ってませんわ」(フイッ

「まぁまぁ」

 

ミツヒデ、クレア、そしてミコトが部屋の中心に大きく置かれている円卓を囲って雑談をしていた。

彼女らの手元には昼飯時だったのか食物が置かれており、まるで貴族の食事会のように静かに食べていた。

 

「クレア様も相変わらずですね」

「…うるさい」

ユーガ様が気にしていらっしゃってましたよ」

「ユーガ…、義手と義足はどうなってますの?」

「問題ありません、流石はクレア様の技術を結集した逸品ですね」

「そ、壊れていないならイイですわ」

「(散々好意を示されておったのに、冷たいヤツじゃの…wwww)」

 

かつてミツヒデとクレアが共に旅をしたとされる次元での話なのだろうか。

聞き慣れない名前が出てくる。

 

「坊とお嬢はどうしておる?」

ホープ様リム様も相変わらずです」

「人前でイチャイチャしてんの?」

「……まぁ、そんな感じです」

「ホント相変わらずじゃの…www」

 

こうした会話で時間が過ぎていく。

……ここでクレアがワイングラスに淹れてあったワインを飲み干し…。

 

「それでミコト?

 メイドの長たる貴女が直々にこうやって来た理由は何なのですの?

 何故ホープたちは来ないんですの?」

 

こう質問する。

 

ミコトも先ほど出てきたホープやリムたちと同じ次元の住人。

つまりはミツヒデたちとは違う次元の人が、しかも「メイドの長」であるために忙しくて手が離せないはずの彼女が何故わざわざミツヒデの元に来たのか。

 

その答えは…。

 

「ペルキサスが現れました」

 

その言葉にミツヒデとクレアの表情が突然険しくなる。

 

「…まことか」

「はい」

「ペルキサスって確か…、

 ボクたちが命懸けで地下深くの黄金宮殿に封印したヤツでしたわよね?」

「はい」

「アレから十数年以上…いやしかし、厳重に封印をしたはずじゃが…?」

「先に現地入りしたルフ様が様子見に行ったところ、

 強引に解かれたような跡が残っていた、とおっしゃっていました」

「…解った、今すぐ行こう

 まさかペルキサスほどのヤツが操られるとは考え難いが…万が一の場合もあるしの」

「では私は先に戻って、皆さんに準備をするよう進言しておきます」

「クレアはどーする?」

「ふん、ボクがいないとあっちに行けないでしょ」

「それもそうじゃなww」

 

やれやれ、素直じゃないなまったく…wwwww

 

 

――――…。

 

 

一足先にミコトは自分の次元に戻り、少し遅れてミツヒデとクレアも、

かつての仲間たちがいる次元にいき、彼らの世界を壊しかねない脅威を排除したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

− 続く。 −

 

簡易補足

ホープ

Base:イモータル。

リーダー格。英雄を夢見て本当になった英雄。

リムとは夫婦。子供が2人いる父親だったりする。

 

リム

Base:エーテルセイジ。

ミコトのいる次元界最強の魔導師に君臨している。

ホープとは夫婦。子供が2人いる母親だったりする。

 

ユーガ

Base:レイジハーツ。

右義手・左義足の人間。ホープを鍛えた兄貴分。

クレアのことが大好きだった。未だに諦めていない。

 

ルフ

Base:トワイライト。

エルフ。弓矢の達人であり、偵察活動も得意。

ミコトのいる次元のレナ・ジールだったりする。

 

 

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日常回:終編 Ep.3 〜 新から5年後A 〜

※本作はELSWORDの二次創作です。苦手な方はご注意ください。

※新日常回から更に年月が過ぎてます。

※設定とかもうメチャクチャ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――― 連合騎士団駐屯所予定地。

 

 

ルカ

「なーんで私がこんなことしなきゃならんのだ、だるい…」

 

 

「まぁまぁそう言わずに;

 ルカ師団長も少しは動いてくださいよ;;」

「だからさっきから指示を出してやってるじゃんかー」

「指示だけじゃないですかー!;;」

 

(げんこつ!

 

「痛ェ!誰d……ぅげっ、ジョウさん」

 

 

ジョウ

「お前も動かんか、他の部隊も動いてるんだからよ」

 

 

「分かった分かった;」

「…しかしまぁ、アルカ総団長の意外な一面が見れたな」

「意外にクソ真面目でちょっと引く、…アイツほどじゃねーけど」

「アイツ?誰のことだ?」

「ヤメロあんな赤髪の超が付くほどクソ真面目の女なんぞ思い出したくない」

「赤髪の…女…?総団長のことじゃないのかそれは?;」

「全然違う思い出すだけでも吐き気がしてくる」

「…?;」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シスネ

「なっつかしいですね〜、ここ☆」

 

 

アルカ

「アンタまで付いてこなくて良かったのになぁ

 ヴァネッサさんよ」

 

 

ヴァネッサ

「何言っているんですか」

 

 

「アルカ様が連合騎士団総団長ですよ、あのアルカ様が

 我々騎士団に所属している者からしたらビッグニュースですからね?」

「まだ言うか;

 っていうかアンタも早く持ち場に付いてくれないか;」

「了解です☆」

 

(スタスタスタスタ…

 

「…足取り軽々と向こう行きましたね〜☆」

「やれやれだ;」

 

…ここはペイター、かつての赤い騎士団駐屯所跡地。

 

アルカが総団長を務める連合騎士団内の2〜3個師団の団員たち全員で、

赤い騎士団駐屯所跡地に放置されている錆びた武装具や黄ばみボロボロと崩れてしまいそうな書類の束、風化した建物を撤去していた。

 

そもそも連合騎士団とは、各地に滞在している騎士団をまとめた謂わば連合軍のようなもの。

これらを全てまとめているのが、アルカだ。

 

「まさか団長…ぃゃ、総団長をやるとは思いもしませんでしたけどねー?ww

 5年前はあんなに嫌がっていたのに、どういう風の吹き回しです?」

「私が聞きたい」

「は?」

何で引き受けたのか私にも分からない

「えぇ〜…;」

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

―― それからして、お昼時。

 

 

サラ

「お弁当持ってきたわよー♪」

 

 

「ん待ってました!」

「サラ様のお弁当!」

「うおぉぉ!腹ペコなんだぜェ!!」

「こんだけの数を一度に用意したってのか…?;」

 

撤去活動をしている彼らの元に、「おかーさん」ことサラがお弁当を持ってきた。

彼女の後ろに複数のペットが連れられており、彼らの背中には大きな袋が乗せられている。

 

ちなみに今いる団員たちだけで1500人ほどいる、…当然。

 

「あれ?俺らの分は?」

「サラ様、ワタクシたちの分は?」

「大丈夫よ、ちゃんと持ってきているから」

 

渡り切らなかった彼らにサラは空を指差す。

 

 

ジル

「追加分ですよー」

 

 

何とジルが更に複数のペットを連れて飛んできた。

当然ペットの背中にはお弁当が入った袋が乗せられている。

 

「ジル様ああああぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

(ゲシッ!

 

ジルが着地するなりジョウが彼女目掛けて突っ込んでいくが、これを足蹴にする。

 

「相変わらずですね」

「全く衰えることのないその華麗な身の捌き…益々惚れます!

 やはり私とお付き合いくd(「はいはい慌てないで、ちゃんと渡しますから(スルー」

 

<これで通算365回目の告白失敗だぜ

<ジョウ師団長もよぉ懲りないよな;

<おっぱいでかくて、しかもエルフだろ?最高の女だぜ?

<うん、マジ最高

<あれでいて、総団長の「家族」だっつーんだから驚きだよな

 

「おー今日も来たのか」

「お弁当は任せなさいって言ったでしょーが」

「おかーさんのおべんとー☆」

「ジルさんも来るとは思わなかったな、ギルドの方は大丈夫なのか?」

「大丈夫ですよ、ちょっと不在にしているだけですから」

 

アルカたちもこの場に参上、さらっと会話に混じる。

…ここでアルカが。

 

「ところでジル、例の話だが」

「…何でしたっけ

「Σオイ!?;

 私らのギルドのヤツらと競わせるって話をしただろー!?;;」

「………あぁっ」

「忘れてたな!?」

「ソンナワケナイジャナイデスカイヤダナアルカサンハッハッハッハッハ☆」

「棒読みヤメロ!;;」

 

「ジルw;」

「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

「そんなジル様も好きだ」

「聞こえてねーぞ」

 

流石天然。

このアルカとジルのやり取りにサラは苦笑。シスネは大爆笑。

ジョウは深く頷きながらさらっととんでも発言をし、それにツッコむルカであった。

 

お昼ご飯後も撤去作業を続行したアルカたちであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

− 続く。 −

 

「ところでサラ、こんだけのお弁当マジでどうやって作った」

「ベルダー騎士団駐屯所まで飛んで、

 そこで給仕担当の人たちとミコトさんに手伝ってもらった」

「は?ミコトさん来てんの?何で?何しに?」

「知らないわよ、直接聞いてちょーだいな

 今ミツヒデさんのところに飛んでるんじゃない?別れる前にそんなこと言ってたし」

「…………」

 

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