自作変則将棋 『連合将棋』

退屈だったので将棋系を色々ごちゃまぜにして遊べないかを考えてみました。

 

1.概要

@将棋・チェス・シャンチー・チャンギ・マークルックの全ての駒を1セットずつと、それらの盤のうち何れか1枚を使う。

A駒を2名のプレイヤーで半々に分ける。
B盤の真ん中の段に壁になる物を立てておく。
C各プレイヤーは後述のルールに基づいて、任意の駒を望む個数だけ選んで、非公開で自陣に望むように配置する。

D壁をどけて先攻権を決めてゲーム開始。原則敵の王様駒を詰ませたら勝利。



2.駒とその初期配置

@駒の略字は以下の通り

・将棋:玉・飛(竜)・角(馬)・金・銀(全)・桂(圭)・香(杏)・歩(と)

・チェス:王・后・城・僧・騎・兵

・シャンチー:帥・仕・相・傌・俥・炮・卒

・チャンギ:楚・士・象・马・车・包・卆

・マークルック:君・種・根・午・船・貝(核)

 

Aこれらの駒は以下の7種類の兵科に分類され、各駒には点数化された設置コストが設けられる。点数は以下の通り。※要調整

●王様

 玉・王・帥・楚・君に設置コストは無い。

●副官

 金:6点 后:18点 仕:2点 士:4点 種:4点

●象兵

 角:8点 銀:5点 僧:8点 相:2点 象:3点 根:5点

●騎士

 桂:3点 騎:6点 傌:4点 马:5点 午:6点

●戦車

 飛:10点 香:3点 城:11点 俥:10点 车:11点 船:10点

●火砲

 炮:6点 包:6点

●兵隊

 歩:1点 兵:1点 卒:1点 卆:2点 貝:1点

 

B駒を半々に分ける際に

・プレイヤーA:玉将、チェスの白、シャンチーの赤、チャンギの赤、マークルックの白

・プレイヤーB:王将、チェスの黒、シャンチーの黒、チャンギの青、マークルックの黒

を各々が保有する。駒の色は先手・後手とは関係ない。

C各プレイヤーには規定点が100点ずつ与えられ、そこから設置コストを支払って自陣に望むように不成で配置する。(例えば后を置いた場合、残り82点分までの駒を選んで配置できる。)

D兵隊は、本来その盤での兵隊駒が配置される段にのみ配置する。(例えば将棋盤なら、手前から三段目にだけ兵隊駒を最大9個まで配置できる。)

E王様は、必ず1個だけ配置しなければならない。兵隊駒より手前の段に配置する。

F玉を除く将棋駒は駒台に配置しても良い

Gその他の駒は、兵隊駒より手前の段が空いていて規定点の許す限り、望む箇所に望むだけ配置できる。

Hシャンチー盤とチャンギ盤において帥・仕・楚・士は九宮内に初期配置しなければならない。

I象・马・车は初期配置後に壁をどけた後、後手から先に自陣の最前線以外の望む空きマスに移し替えても良い。それから先手が先程と同様に行う。

Jここまでで配置されなかった駒はゲームから取り除く。



3.成駒

@将棋駒はその盤の初期配置で敵の兵隊駒が並ぶ段に到達すると成っても良い。又は成る義務が生ずる。またその段から向こう側に居た状態から動かした後で成っても良い。

A兵は敵陣の最深部に到達すると成る。

B卒は段数が過半数に到達すると成る。

C貝はその盤の初期配置で敵の兵隊駒が並ぶ段に到達すると成る。

D成り駒は兵科と設置コストが書き換わる。成る際に規定点をオーバーしても反則としない。各駒の兵科と設置コストは以下の通り。

●副官

 全:6点 圭:6点 杏:6点 と:6点 核:4点

●象兵

 馬:10点

●戦車

 竜:12点

●兵隊

 卒(渡河):2点



4.盤の特性

@将棋盤

・王様駒はを用いる。

・将棋駒と貝は敵陣の3段目に到達すると成る。

・卒は5段目に到達すると成る。

・兵隊駒は自陣の3段目にのみ配置でき、その他の兵科は1~2段目にのみ配置できる。

・ステイルメイトされたら負けである。

・同一局面が4回現れると無勝負となる。ただし連続王手の場合は王手している側の反則負けとなる。

・入玉を宣言しての勝利が出来る。条件は以下の通り。

 1.宣言する者が所有する玉を含む全ての盤上の駒が敵陣の3段目から向こう側にいる。

 2.「宣言する者の盤上にいる駒」+「宣言する者が捕獲した駒」の設置コストの合計が、先手の場合100点超、後手の場合100点以上ある。

 3.宣言する者の玉に王手がかかっていない。


Aチェス盤

・王様駒はを用いる。

・将棋駒と貝は敵陣の2段目に到達すると成る。

・卒は敵陣の4段目に到達すると成る。

・兵隊駒は自陣の2段目にのみ配置でき、その他の兵科は1段目にのみ配置できる。

・ステイルメイトされたら引き分けである。

・同一局面が3回現れると、自分の手番のときの指摘によって引き分けとなる。

・最新の50手で兵隊駒が動いておらず、且つ盤上の駒が増えたり減ったりしていない時は引き分けになる。


Bシャンチー盤

・王様駒はを用いる。

将棋駒と貝は敵陣の4段目に到達すると成る。

・兵隊駒は自陣の4段目にのみ配置でき、その他の兵科は1~3段目にのみ配置できる。帥・仕・士は九宮にのみ配置できる。

・一部のチャンギ駒は九宮の線に沿って動いても良い。

・象は河を越えられるが、相は河を越えられない。

・ステイルメイトされたら負けである。

・連続王手の場合は同一局面が3回現れるまでに手を変えなければならない。


Cチャンギ

・王様駒はを用いる。

将棋駒と貝は敵陣の4段目に到達すると成る。

・卒は敵陣の5段目に到達すると成る。

・兵隊駒は自陣の4段目にのみ配置でき、その他の兵科は1~3段目にのみ配置できる。楚・仕・士は宮城にのみ配置できる。

・相の移動が禁止されている路は無い。

・パスが出来るのでステイルメイトは存在しない。

・同一局面が3回現れると引き分け。

・両名が持つ盤上の駒の設置コストの合計が40点以下である場合、試合終了を申し出ても良い。盤上の駒の設置コストを合計し、値の多い方が勝者である。但し、後手はその値に1.5を加える。


Dマークルック盤

・王様駒はを用いる。

将棋駒と貝は敵陣の3段目に到達すると成る。

・兵隊駒は自陣の3段目にのみ配置でき、その他の兵科は1~2段目にのみ配置できる。

ステイルメイトされたら勝ちである。

・同一局面が3回現れると引き分け。ただし連続王手の場合は王手している側が手を変えなければならない。

・君のみしか持たないプレイヤーの逃走猶予規定は以下の通り。

 1.相手に戦車駒が2個あれば8。

 2.戦車駒が1個なら16。それがなく、象兵駒が2個あれば22。1個なら44。

 3.戦車駒も象兵駒もなく、騎士駒が2個あれば32。1個なら64。

 4.その他の兵科しかなければ、個数に関わらず64。

 5.1〜4の値を基本点とし、そこから盤上の全駒数との差が逃走できる猶予のターン数である。



5.先攻・後攻の取り決め

@駒を初期配置し終えた後で駒の個数の少ない方が先手である。

A両者が同じ個数の場合は、駒の設置コストの合計が少ない陣営が先手である。

Bそれでも同じ点数ならば無作為に決める。



6.独自のルール

@二歩・打ち歩詰めは歩独自のルールである。

Aアンパッサンは兵同士にだけ適用する。

B将棋盤とチェス盤とマークルック盤では仕・相・士が移動禁止のマスは無い。また、士は前後左右に一歩進める。

Cキャスリングは城を隅に初期配置して、且つ王を最深部に初期配置し、更に王と城の間に2マス以上の空きが有る場合にのみ出来る。更に付加される決まりはチェスのルールに基づく。

D王手・王手回避の宣言は不要。

E包は炮を飛び越しても良く、また包で炮を取っても良い。

F持ち駒となるのは捕獲した将棋駒のみである。将棋駒を盤上に打つ際に設置コストは無料。



7.勝利・敗北・引分条件

@王様駒を詰ませたら勝ち。

A敵の王様駒を必ず詰められるだけの戦力が両者に存在しない場合は引き分けとする。

Bその他の条件は使用している盤のルールに依存する。



参考 チャトランガ系ゲーム比較表

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AC%E7%B3%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E6%AF%94%E8%BC%83%E8%A1%A8

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