タルティーン司令部戦略課室長日誌

ここだけで読める、戦略課の秘話その他。

2013年09月23日の記事

ウルヴァリン SAMURAI

『ウルヴァリン SAMURAI』を観てきました。

 

ウルヴァリン:SAMURAI
http://www.foxmovies.jp/wolverine-samurai/

 

一言でいうと、

香港映画のテンションで作ったヤクザ映画。
とにかく勘違いした日本像が妙なリアリティを持って迫ってきますから、ある意味、日本人こそ楽しめる映画かもしれません。(^^;;

 

いやー、だいたいですよ、東京が舞台の場面では必ずと言っていいほどどのカットにも東京タワーが映り込んでいる。(でもスカイツリーはどのカットにも映り込まない、不思議!)
地方に行けば、どこに行っても並んだ灯篭がある。
どこですかそれ。むしろ日本人の自分が観光に行ってみたいです。

 

そしてこれが、ちゃんと日本でロケ撮影されたという事実。
背景合成したり、大道具を置いてまでして東京タワーや灯篭にこだわるアメリカ人には萌えさえ感じます。(笑)

 

まるで東京タワー映像集かと見まごう映像っぷり。

 

そして、何と言っても極め付けは予告編にも登場したコレでしょう。

 

 

何やねん、「居酒屋だるま」って。
何でそんな看板が新幹線軌道上にあるねん。
ていうか、こんな低いところにあったらパンタグラフどうすんねん。
どこですかそれ。むしろ日本人の自分が(ry

 

というわけで、本来の制作意図とはたぶん別の部分で楽しめました。

 

 

以下、ネタバレを含みます。

 

 

お寺(鳥居の紋様がありますが…)の僧侶に変装していたヤクザども。

まぁ、それはよいとしても、わざわざ半裸になって戦う意味がわかりません。

 

 

たぶんアメリカ人にとって、入れ墨を見せて半裸で賭博などをしているヤクザ映画のイメージが強いのでしょうが、どこかの特撮ヒーローモノの戦闘員ではあるまいし、全部脱がずとも…。
あ、これ、特撮ヒーローモノでしたっけ。(ぉ

 

さて、ウルヴァリン日本との接点。それは太平洋戦争中の長崎でした。
当時ウルヴァリン長崎の捕虜収容所にあり、原爆投下の際に看守の人を救った縁があったのです。

 

 

ちなみにロケ地は広島
広島だって原爆投下されているのですし、だったら劇中も広島のままで良くない?…などと日本人としては思ってしまいます。

 

紆余曲折あって最終的にウルヴァリン岐阜県白川郷に行くことになるのですが、そこには謎の研究施設と忍者(要するに戦闘員)たちが。

 

中央上部、家屋の向こうに見えるものが矢志田家の研究施設

 

よくあるパターンのような気もしますが、矢志田の家にいた女医の正体がヴァイパーだったり、何やら医療関係のことを色々と研究しているっぽい話もあったので『魍魎の匣』を思い浮かべてしまいました。

 

『魍魎の匣』(日本、2007年、原田眞人監督)


残念ながら少し違いましたが、人が入るタイプのメカが登場したりして、妙なところで日本の影響(というか日本らしさ?)が出ているなぁ…などと感じました。

 

突っ込みどころが満載な本作ではありますが、映像的な迫力はなかなかのもので、先述の新幹線のシーンにしても高架線や何故かそこにある看板が迫ってくるカットは思わず首をすぼめてしまいたくなる感じです。
個人的にはこのシーンのためだけにでもDで観るのをお勧めしたいです。
内容どうこうは別として。(ぉ

 

 

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