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2017年10月27日の記事

迎賓館行ってみた

昨日は天気も良くてお出かけ日和だったので、お昼食べてから長男と一緒に都心へ。

東京に居るうちに、一度行ってみたかった場所がある。

 

迎賓館・赤坂離宮。

建物は国宝指定されている。

明治維新以降の建築物で国宝指定されているのは、この迎賓館だけだという。

 

海外からの要人を招いて、日本国として歓迎のレセプションが行われる場所だ。

来月アタマに米国のドナルド・トランプ大統領が来日する予定だが、おそらくここで安倍首相を始めとする政府首脳と歓迎レセプションが行われるであろう。

なので、来月に入ったら一般人は立ち入り禁止となる可能性が高い。

内部を見学するなら、今のうちに行っておかねば><

 

 

田園都市線・半蔵門線を永田町で乗り換えて、東京メトロ南北線へ。

四ツ谷駅で降りる。


迎賓館・赤坂離宮は駅前から徒歩3分と近い。

駅前はハイソな雰囲気。上智大のキャンパスがすぐ近くにある。

普段着だと場違い感がハンパない( ̄へ ̄|||) ウーム。

 

迎賓館正門前には警備員が数人いて物々しい雰囲気だ。

これは緊張するなぁ。

 

「見学ですか?それでは西門にお回りください」

背広姿の職員も居て、どこに居ても目に付く。厳重な警備体制だ。

西門前で手荷物検査と金属探知機を潜る。

 

空港並みの厳重なセキュリティチェックだ。

これでは無断で侵入なんて、とてもできないだろうなぁ。

券売機で入場券を買う。大人は1人1千円だ。

事前申し込みなしで入れるのは有難い。

 

 

最初に入ったのは「花鳥の間」。

クラシカルで豪奢な空間だ。

重量1トンを軽く超えるシャンデリアの豪華さに圧倒される。

 

 

「シャンデリアの明かりはロウソクを模した形になっておりますが、最初から電気で照明が取られておりました。当時は電力供給も不安定だったため、地下に英国製の自家発電機を備え付けて電力を賄っておりました」

解説する学芸員の話に耳を傾ける。

 

室内装飾は16世紀フランスのアンリ2世時代のルネッサンス様式。

天井の油絵はフランス人画家によるものだが、茶褐色の壁材は木曽産のシオジ材で、中段にはめ込まれている七宝焼きも日本製だ。

 

 

「彩鸞の間」は19世紀初頭ナポレオ1世の帝政時代に流行したアンピール様式。

華麗で実に煌びやかな雰囲気だ。

なんか普段着で来てしまって、申し訳ない気持ちになる。

 

石膏金箔貼りの装飾には、鎧、兜、剣といった軍隊をモチーフにした文様が施され、日本的な意匠も採用されている。

1986年に行われたG7東京サミットもここで執り行われた。

 

明治維新からたった30余年でこのような建造物を作るとは、先人達も思い切ったことするなぁ。当時は日本なんて、小国もいいとこだったはずなのに。

「建設費は当時の金額で510万円。今の貨幣価値に換算すると、1千億円くらいになるでしょうか」

「そんなお金があったのか?と疑問に思うかもしれませんが、日清戦争に勝った日本は清国からの賠償金を得ることができたのです」


なるほどなぁ。

当時の日本は、西欧列強に対し国際的な地位を高めるために懸命に取り組んでいたということか。

幕末の不平等条約が完全に撤廃されたのは、日露戦争の後だったはずだ。

 

 

1996年に来日したクリントン大統領の歓迎レセプションの様子。

これは「羽衣の間」だ。


舞踏会場として設計された最も大きな広間で、正面の中二階にはオーケストラボックスがある。

窓の下には冷暖房の熱交換器が収納されていた。

当時としては最先端のセントラルヒーティング。意外と近代的だった(^-^;

 

 

名残り惜しいが外に出る。

裏に回ると主庭があり、一段下がって噴水がある。

もっと奥には赤坂御用地や東宮御所があるが、一般人は立ち入り禁止。

東側にある和風別館も事前申し込みのうえ、抽選で当たった人のみが入ることができる。

 

正面に回って前庭から迎賓館を見上げる。

ネオバロック様式の建造物は、国内では唯一のものだという。

よく見ると屋上の彫像には、鎧武者や鳳凰といった日本的なモチーフも確認できる。

日本政府を現す五七の桐紋も、誇らしげに掲げられている。

 

最初、この桐紋を見た時、

「え?何で桐紋?桐紋て、秀吉の家紋じゃないか。なんか関係あったっけ?」

と私が思わず言ってしまうと、長男が答えた。

500円硬貨にも桐紋が描かれているよ」

確認してみると、確かにそうだ。

普段見ているはずなのに、人間て意外と気付かないもんだなぁ><

 

正門までの前庭には、芝生に何と松の木!

西洋式庭園に非対称な立ち姿の松の木を配置するとか、実にユニークな発想やなぁ^^;和洋折衷というか、絶妙なバランス感覚だと思う。

 

 

見ごたえあった。

明治期の日本はすごい国だったのだな、と改めて思う。

同行した長男も満足気だ。


さて、せっかく四ツ谷に来たのだから、もうひとつの目的地に向かおう。

続きは次のブログで。


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